豆腐とコンソメ

豆腐とコンソメ

幸せと、主にラズパイとpythonについて書きます。

ダンスとエンジニアの夢

先月、愛知の友人の結婚式に出席し、その帰りに実家の静岡の友人へもとへ遊びにいった。

静岡の友人とは大学のダンス部がきっかけで仲良くなり、大学の4年間は同じダンスチームのメンバーとして切磋琢磨してきた。

大学は留年さえしなかったけれども、通年を通して単位がろくにとれなかったりするほど講義にはでなかったけれども、ダンスの練習は信じられないくらいやっていたと思う。

チームとしてはいろいろなコンテストに積極的に参加して賞をとったり、クラブイベントにも呼ばれたりして、思い返せば夢のような時間だった。

何をしに大学に入ったんだという批判はもっともだけれども、僕にとっては非常に貴重な時間だったし、いろいろ考えさせられたりもした。

何よりもダンス部に入っていなかったら、きっと友人はできなかっただろうし、卒業もできなかっただろうし、今も結婚することもできなかったはずだ。(それにきっと今でも童貞だったはずだ。)


そんな楽しい時間だったのだけれども、後悔していることがある。


チームとしては、いろいろと挑戦できたし、成果も出すことができた。
だけれども個としては、もっとうまく、楽しめるようになりたかった。


ストリートダンスでは、即興で踊るダンスバトルという形式がある。
僕はそれがかなり苦手だった。

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メンタルが弱いせいか、音もよく聞けなくなるし、頭で考えすぎてしまって同じ動きばかりになってしまったりと、あんまりいい経験がない。

だから、ダンスバトルで輝いている人を見ると本当に羨ましくもあったし、その人の頭の中はどうなっているんだろうと思うこともあった。
なによりダンスを楽しんでるってこういうことだろ!みたいな意識もあった。

練習のときに何気なく、今の感じはよかった、と思うことはあっても、イベントを通して自分がよかったと思えるようなムーブができたことは最後までなかった。


一方の友人は、ダンスを始めた当初から、自分がうまいと勘違いをしていたせいもあって(後日、あのころの自分はひどかったと言っていたから間違いない)、そういったダンスバトルも楽しんでいた。

実力的にはそこまで違いはなかったように思えるのだけれども、ダンスに対する姿勢だったり、メンタル的な部分で負けていたように思える。


とにかくそんな後悔を抱えたまま、自分はなんとなくSEを始めて、今に至る。ダンスはもうやっていない。
さらに言えば今は無職だけれども。


話を元に戻す。


静岡の友人は今もダンスを続けていて、主にダンススクールの講師として生計を立てている。

僕らの大学のダンス部時代では、スクールの先生といえば雲の上はいいすぎだけれども、それはもうすごい!みたいな存在だった。

今、友人はその立場にいて、クラブイベントも主催していたりして、生活は大変だと言っていたけれども、あのころの僕たちの憧れの存在になっている。

遊びにいったその日の夜は友人主催のクラブイベントに行った。

イベントに来ている人たちは、友人の教え子だったり、ダンサー友達だったり、大抵知り合いみたいで(地方のイベントは大概そんなもんだと思うけれども)みんな友人に声をかけていた。

一方の僕は、従来のメンタルの弱さと人見知りのせいもあって、気後れしながら後ろのほうで音楽を聞いていた。

やっぱりダンスを辞めてしまった自分が、そういった文化のある場所に行くのはなんとなく気後れしていた。

クラブも海外に行く時は観光ついでに行くのだけれども、日本では大学以来遊びにいっていない。

それでも、その日のイベントの選曲は90年代のHIPHOPがたくさん流れていて、とてもいい雰囲気だった。

アルコールの力を借りて、時間帯のせいもあってあまり人のいない最前列のスピーカー前に行くことにした。

でっかい音で聞く音楽は、それはそれで良いものがあって、全然動けないなりに一生懸命動いた。

周りから見れば、変なのがいる、と思われたのかもしれないけれども、その時の僕はあの箱の中で一番楽しんでいた自信がある。

時間にすれば1時間もなかったかもしれないけれども、どんなに踊れるダンサーよりも、僕の方が楽しんでいたように思える。

ものすごく疲れたころに、ちょうどピークの時間帯を迎えていて、その頃にはぐったりしていたのだけれども、とても楽しい時間だった。

ダンスを辞めてしまったからとか、もう動けないだとか、最近の音楽を聞いていないだとか、知らない人ばっかだとか、周りの目が恥ずかしいだとか、普段の自分なら楽しめない要素は満載だったように思える。

それでも、それを乗り越えた先は本当に楽しくって、踊れる踊れないは関係なしに音楽を聞けた。

大学のころに足りなかった部分は、周囲との比較や、他人の目を気にし過ぎていて、純粋に楽しむことが足りなかったんだと思う。


さて、タイトルのエンジニア部分に話を移す。


以前、こんな記事を書いた。

tohutokonsome.hatenablog.com

tohutokonsome.hatenablog.com

だらだらといろいろ書いているけれども、エンジニアになりたいんだけれども、そこまでプログラムを書くことが好きな自信がない、みたいな内容である。

これも、結局のところプログラムが好きな他者と比較してしまうと、どうしても自分なんか、みたいな気持ちがでてきてしまうというものである。

実際のところ、僕の今のスキルはうんこみたいなものだし、他者と比較してしまうとそれはもうひどいものだと思う。

それも、やっぱりプログラムを書くのって楽しいなと思える気持ちが自分にはあるのだから、他者どうこうではなく、挑戦したいと思った。

エンジニアになって楽しんでやるという気持ちを持っていきたい。

とりあえず、すべては次の会社見つけてからなんですが。


最後に、自分の一番好きなダンス動画貼っときます。
バトル形式ではなく、ショーケースです。

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ぐっとくるポイントを書きたくなっちゃったので書きます。
とはいえだいぶ昔の知識なので、間違っていることや曖昧なところが多いです。

動画はbattle of the yearというブレイクダンスの世界大会です。
年1回開催されていて、各国の予選で勝ち上がったチームが本戦(ドイツ)に出場します。

大会の内容は、チームのショーケース(チームで事前に演目を考えておいて踊るもの)で評価された上位2チームがダンスバトルに進み優勝チームを決めるみたいなやつです。
※ショーケースの上位4チームか、2チームかはうろ覚え。

動画の内容は、2005年のbattle of the yearのドイツの本戦で、日本の「一撃」というチームのショーケースになります。

何がいいかっていう部分なんですが、2005年以前のbattle of the yearでは、ブレイクダンスのムーブ(ヘッドスピンとか)がかなり進化していて、なんかダンスっていうよりかは、体操選手というかびっくり人間みたいな部分が突出していました。

ブレイクダンスというからには、派手な技の受けはやっぱり重要なのですが、どうしてもダンスの音楽みたいな部分がおろそかになる印象が(自分は見ていて)ありました。

一方、「一撃」というチームは、昔からbattle of the yearには出場している老舗のチームです。

ただ、2005年当時の印象だと、突出した大技をもっているようなメンバーはおらず、「一撃」が日本代表になったと聞いて、なんでだろうと思った記憶があります。

しかし、この動画を見て納得しました。
当時のブレイクダンスのムーブのスキルからいっても突出したものはないのですが、ショーケースの構成や音の取り方が本当にかっこよくって、今でもたまに見ると鳥肌がたちます。