日記
日曜の夜は不安で眠れない。
いろいろ考えすぎてしまう。
ふと、ブログを更新してみれば、寝れるかもしれない、という思いで書いてみる。
不安
不安は、仕事に行きたくない、という思いから発生している。
仕事に行きたくない理由を列挙すると以下のとおりである。
- 要件もスケジュールも予算もすべてぐたぐだなプロジェクトの存在
- 自分の責任がどこまでなのかが不明
- 配下メンバーをうまく使うことができない
- ユーザーのシステム部門の担当者の人間性が無理
こうしてみると、いわゆるSEならではの不満が多い。
そしてこの年齢になると、自分はこんなことをやりたかったのか、と自問自答することが多い。
自分はもっと開発がしたかったのでは、と思う。
私の会社はユーザー系のIT企業で、周りを見渡せば、ホスト担当でCOBOLしか使わないよっていう人もたくさんいる。
サーバー周りを担当している人でも、C言語がメインだったりしていて
いわゆるレガシーなシステムが現役で動いている。
新しいことをやろうと考える人は、ほとんどいなくて、自己啓発でプログラムを勉強してます、なんて人は全くいない。
会社のお金を利用して、社外の研究会や勉強会に出る人も少数派だ。
こんな環境だから、少しでもプログラムって楽しいなって思って自分で何かするやつは、とても目立つ。(いい意味で)
私も配属された直後は、COBOLでもExcelVBAでも、プログラムって楽しいなという気持ちで仕事ができていたと思う。
自分からいろいろ調べて、担当外の部分でもいろいろとコードを見たり、業務のドキュメントを読んだりとしてきた。
だから、こいつはできるやつだという評価はもらってきたと思う。
評価をもらい続けて気づけば、開発はいっさい行わずに、ユーザーとの調整、ExcelとWord文書の作成、配下メンバーのスケジュール管理等
やりたくないことばかりやるようになってしまった。
SEって大抵こんな状態の人ばかりだと思う。
SEの仕事はつまんないとか、SEは必要ないとかいう気はなくって
要件定義やプロジェクト管理だけをやっていて、手を動かすことがまったくない状態に不安を覚えている。
こんだけ炎上プロジェクトが多いのだから、優秀なPMという存在意義は大きい。
でもまったく触ったことのないシステムを管理していくことができるのだろうか。
そもそも、プロジェクト管理に向いている気がしないことも感じる。
そういう思いもあって、もっと開発できるポジションにつきたいって感じていた。
今の会社を辞めて、別の会社に行くなり、フリーランスで頑張りたいとも思った。
だから、日々技術系の書籍を読んだり、ブログで情報を漁っているけれども、そういうものを読めば読むほど不安になる。
必要な情報は日々増えていって、求められる技術も変わっている。
最近では、良書だからおすすめと書かれていた「良いコードを書く技術」を読んだ。
冒頭に以下のことが書かれていた。
- オープンソースのコードを読め
- とにかくコードを書け
- 道具(エディタ・ビルドの自動化・バージョン管理等)を最高の状態にしておけ
最もなことが書いてあって、その通りだと思った。
でも、今の私に書いてあることを実践するモチベーションがまったくわいてこない。
たぶん、コードを書くことが、そこまで好きなことじゃないんだろうと思う。
すこし広い舞台で見れば、会社の多数派の人間も私自身もそうかわらないのだと思う。
今のぬるい会社を辞めて、エンジニアとしてやっていけるのだろうかと不安になる。
かといって、今の会社の業務をずっとやっていくのも、心が死んでいく気がする。
今年中に会社を辞めることは決意しているのだけれども、その後が見えない。